水廻りの達人に聞く！
第16回　環境にも家計にも優しい商品

文：クリナップ株式会社 会津ショールーム　柴田 ゆりえ 氏

　生活必需品も値上げが続く中、「節約」を工夫されている方も多いのではないでしょうか。 　

　新しく水まわりを検討する際には、電気や水道の光熱費も値上がりしていることもあるので、ランニングコスト面や省エネルギーやエコロジーに配慮された商品を、選ぶポイントとして考えてみるのもオススメです。 　

　例えばキッチンの「食器洗い乾燥機」は、以前までは贅沢品などと言われる事もありましたね。しかし近頃では、手洗いに比べ汚れもしっかり落としてくれて節水や時短になるという認識も広がりつつあり、キッチンに組み込む方も 非常に増えています。やはり、省エネタイプが人気です。 　

　また、キッチンの水栓も省エネタイプが増えていますが、その中に手をかざして使用する「タッチレス水栓」があります。接触が少ないので水栓まわりを汚しにくく綺麗に使える上、ストレスなくこまめに水を止めて使用できます。 　

　バスルームも保温性の高い浴室を使用することで入浴前に暖房で浴室内を暖める必要も減ってきたり、シャワーの温度や入浴時間にも変化が出ます。システムバスの壁も断熱入りと言っても各メーカーで作りが異なるので、見た目だけでなく、見えない性能の部分もじっくり検討しましょう。 環境にも家計にも優しい商品選びも、ぜひ家づくりの重点ポイントの１つにされてみてください。

 

◆水廻りのECO商品のご紹介◆

【省エネナビ搭載の食器洗い乾燥機】

自動で汚れの程度や食器量を検知し、節水・省エネ・時短が叶います。

 

■標準コース時の比較

 

 

■手洗いと標準運転時の比較

標準コースの場合、水の使用量は手洗いの約9分の1、年間の節約額は約25,000円！省エネナビ運転ならそれ以上です！

【節湯・節水機能搭載の水栓】

■ムダなお湯のカット

特長①　〜レバー中央でも水が出る〜

レバー中央で操作しても水しか出ないので、給湯器の作動によるムダがなくなります。

特長②　〜水・湯の境目でクリック感〜

水から湯へ切り替わるところの境が分かりやすく使いやすい機能です。

■カンタン節水操作

特長③　〜最大吐水の前でクリック感〜
必要以上の水を使わないようにするため、最大吐水の前にクリック感があります。

【節湯・節水機能搭載の水栓】

■床夏シャワー

 

わずか１分で、床面の温度を25℃に。

脱衣所にあるスイッチを押すだけで、床にシャワーを自動で散布。床だけでなく、蒸気のあたたかさが浴室内に広がって、浴室全体をあたためます。そのため、ヒートショックのリスクも低減します。

■浴室丸ごと保温

 

入浴後30分でも、浴室は20℃以上。

天井や壁、フロアの裏側まで、浴室全体を保温材で包みました。入る時からあたたかく、ヒートショックのリスクを低減します。

 

■床夏シャワー

4時間後でも、温度低下は2.5℃以内。

アクアバリスは全ての浴槽が「高断熱浴槽」。浴槽を下からまるごと、保温材でカバーしました。また薄くて扱いやすい風呂フタも保温仕様。上からも下からも保温することで、お湯の温度を暖かいまま長く保ちます。

 

環境と家計に優しいだけでなく、生活も便利にしてくれる水廻りのECO商品。
ぜひご検討ください！

更新日：2022年12月26日

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柴田　ゆりえ（しばた　ゆりえ） 氏
クリナップ株式会社　会津ショールームに勤務。
キッチンスペシャリスト、整理収納アドバイザー2級、食育インストラクター3級。
「水廻りの達人」として、ショールームで日々お客様目線からアドバイスをしている。