特集!「オール電化の家にしよう!」
「オール電化」の良いところは?なんて今さら聞けない…。そんな方々のために、のいえではその概要、メリットの他、デメリットも書いていきます。
今後新築やリフォーム時の参考にしてください!
Q.今さらだけど、「オール電化」って?
A. オール電化とは、「給湯・暖房・調理」など家の中で使う熱源を全て電気でまかなうことです。また、そういう家のことを「オール電化住宅」と言います。ガス併用と比べて、省エネでクリーンな住宅が多いです。
Q.オール電化住宅にはどんな機器があるの?
A.基本は、給湯は「エコキュート」、暖房には「ヒートポンプ暖房」、調理には「IHクッキングヒーター」です。東北電力のグループ会社Eライフ・パートナーズでは、それら機器のリースも受け付けています。
●エコキュート
エネルギー効率に優れたヒートポンプ技術で、空気熱を利用してお湯を沸かします。貯湯式なので家の中で同時にお湯を使っても、お湯の出が悪くなったり湯温が低くなったりしません。
●ヒートポンプ暖房
温水パネル暖房と、エアコンによる暖房の2種類があります。快適性を重視する方には温水パネル暖房、省エネ性を重視する方には暖房能力が向上するエアコン暖房がおすすめです。
●IHクッキングヒーター
火を使わないので火災の心配が少なく燃焼ガスによる空気の汚れもありません。直火が無いので周囲の空気を暖めにくく夏場のお料理も快適です。お手入れも簡単です。
Q.オール電化住宅では高熱費が安くなるの?
A.はい。まず電気・ガスそれぞれにかかる基本料金を一本化できるので、その分が節約できます。また電気料金が安くなる夜間にお湯を沸かして、タンクに貯めて日中使ったり、機器やプランを生活スタイルに合わせて工夫することでさらにお得になります。年間数万円お安くなることも。
東北電力のホームページでシミュレーションできるので、一度お試しください。
Q.ガス併用住宅と比べてオール電化住宅は安全?
A.オール電化住宅でも感電や漏電などの可能性はあるので完全に安全ですとは言えません。ただ、ガス漏れや不完全燃焼による一酸化炭素中毒の心配はありません。またIHクッキングヒーターは、ガスコンロに比べて火を使わないので、火災の可能性は低いと言われています。小さなお子様やお年寄りがおられるお家ではより安全と言えるでしょう。
Q.オール電化住宅のデメリットはあるの?
A.●初期設置費用が少々かかります。特にエコキュートやIHクッキングヒーターなど。ただ毎月のコストが抑えられるので、最終的にはお得だと思います。
●停電時に全ての家電が使えなくなります。特に冷暖房が止まるとだいぶ辛いことになりますね。しかし太陽光発電や蓄電池を利用しているお家なら、万が一の時も電気を使用できます。
もちろん、停電が起きないのが一番良いですよね。そのためには電力不足を起こさないように、節電をしましょう!特に今年の東北の夏は、安定供給に必要な予備率3%をギリギリ上回る3.1%という見通しが政府から発表されました。
東北電力では、夏の省エネチャレンジキャンペーンを実施中です。抽選でポイントもプレゼントされています。
Q.オール電化住宅の条件ってあるの?
A.ただオール電化にするだけではなく、高気密・高断熱で換気設備もしっかりした、性能に優れた住宅であることで、よりオール電化の効率を活かせる家となります。例えば冷暖房にかかるエネルギーを抑えたり、お風呂の保温効果が良かったりができる家です。
オール電化のこと、改めて特集しましたがいかがでしたか?
ガス併用住宅にももちろん良さはありますが、オール電化住宅は、ますます進む今後の省エネ時代に合っているところが多いようですね。
ライフスタイルに合ったエネルギーやプランに、ぜひ見直してください!