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ゴミの処理だけでなく、想いを大事にする「遺品整理士」
文:有限会社 会津中央商事 渡部 伸久 氏
お家のゴミで困ったら!
◇ゴミの処理だけでなく、想いを大事にする「遺品整理士」
家の中の廃棄物を片付ける行うタイミングにはいろいろな場面があると思います。
その中でも最近増えているものに生前整理や遺品整理の問い合わせがございます。
今はご自身が亡くなる前にしっかりと準備をしておく方も少なくありません。
ご遺族や親しい方に手間をかけないように、遺産や遺品をきちんと整理したいということでしょう。
また、離れて暮らす両親の心配もあり機会をみて整理なされる場合もございます。これを生前整理と言い「終活」のひとつです。
そうは言っても何をして良いのか迷ってしますので、まずエンディングノートを書くことから始めてみてはいかがでしょうか。
ご遺族の方などに託すもののリストや、お葬式などの指示、親しい方へのメッセージなどを書き記す物です。法的な効力はありませんが、自身の想いも整理する機会にもなると思います。
生前整理に対して、ご遺族が亡くなった方の遺品を整理することを、遺品整理と言います。遺品整理も故人の遺志や想い、ご遺族の希望を大事にすることが前提です。
他からは不要と思われるものであっても、すべてのものに想いがあると思います。
そんな時遺品整理で困ったら、まずは遺品整理士にご相談してみてはいかがでしょうか。
更新日:2020年8月26日
渡部 伸久(わたなべ のぶひさ) 氏
(有)会津中央商事、代表取締役。
会津若松で廃棄物処理業に30余年従事。
遺品整理士。会津若松市出身。