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行楽の秋、紅葉狩りの季節と安全への注意
保険のススメ
文:株式会社 ビーンズ・ライフ 赤城 明広 氏
11月になり、行楽の秋や紅葉狩りを楽しむ時期になりました。一方で、朝晩の気温が下がり、石油ストーブやファンヒーターの準備をしている方も多いでしょう。これらの暖房器具を使い始める時期は火事のリスクが高まりますので、点検や使用に十分気をつけましょう。
最近、首都圏では「闇バイト」による強盗や傷害事件が増えています。特に横浜では強盗殺人事件も発生しました。これらの犯罪は他人事ではなく、私たちの身近で起こる可能性があります。以前は留守宅を狙った泥棒だったのが、最近では就寝中に窓ガラスを割って侵入する犯罪が増加しています。会津若松市では「一戸一灯運動」が進められていますが、これだけでは不十分です。
対策として、①人感センサー付の照明を設置する ②窓ガラスにフィルムを貼る、といった方法があります。これらは、侵入者に時間がかかるようにするための対策です。 窓ガラスが壊れた場合の被害は火災保険で補償されますが、ケガや亡くなった場合は傷害保険や生命保険が関わります。 また、最近では、南相馬でリフォーム業者を装った詐欺も問題になっています。彼らは火災保険の請求を手伝うふりをし、見積もり金をだまし取るようです。この手口の犯人は捕まりましたが、同様に業者を装って家庭の構成情報を集めている人たちもいると考えられます。
このような知らない業者が修理の見積もりに来ても、安易に対応しないことが大切です。対策として、玄関にカメラ付きドアホンの設置したり、防犯カメラを導入するご家庭が増えています。私たちの会社でも、防犯カメラの設置をサポートしています。自分や家族、そしてご自宅を守るために、しっかりとした対策を講じましょう。
更新日:2024年10月25日
赤城 明広(あかぎ あけひろ)氏
株式会社ビーンズ・ライフ 代表取締役。
損害保険トータルプランナー。
「あなた良し、わたし良し、地域良し」の「三方良し」を常に心掛けている。
西会津町出身。