特集!「冬支度始めませんか?」

秋も深まり、冬の訪れが近づいてまいりました。冬支度はもうお済みですか?寒くなってからでは動くのも億劫になりがちですので、早めにはじめておきたいですね。今回は寒い冬の生活を快適に過ごすために、お家の冬支度についてまとめてみました!

Q 冬支度っていつからするの?

A.「冬支度」と聞くと、冬に行うものだと思ってしまいがちですが、実は秋に行われる大切な生活習慣です。俳句の季語でも「冬支度」は、晩秋に行うものとして使われており、秋がおわる11月頃に行うのが一般的になります。ですが、工事が必要な雪対策はもう少し早めが良いかもしれませんね。

Q お家の中の冬支度は何をする?

一口に冬支度と言っても色々とありますが、ここでは主なものを紹介します。

A.エアコンフィルターの掃除をしましょう夏の冷房によってできた結露は、そのままエアコン内に残っているのでカビが発生しやすいです。秋のうちに、エアコン内を送風運転で乾燥させておきましょう。また、フィルターのホコリも取り除き、試運転もしておきましょう。その他の暖房機器の準備もお忘れなく!

 

服だけでなく冬はカーテンも衣替え厚手のものに取り替えておきましょう。断熱や保温機能を持つカーテンもオススメです。部屋の暖かさを保つには空気を逃さず、外の冷気を入れないことが大切です。冷気は下へ流れるので、カーテンの長さは床すれすれが良いでしょう。

 

加湿器を活用しましょう。冬は空気が乾燥するので、部屋の湿度も低くなりがちです。空気が乾燥すると肌や粘膜を守っているバリアが弱くなり、菌やウイルスが侵入しやすくなります。しかし、湿度が高すぎると結露やカビが発生しやすくなるので、加湿しすぎないことも大切です。部屋の快適な湿度は40~60%程度といわれています。加湿機を上手に活用して部屋を快適に保ちましょう。

 

非常時に備えましょう。雪が降ると停電や断水になったり、買い物や外に出るのも難しくなることがあるかもしれません。万が一に備えて、水分や調理をしなくてもいいような非常食、懐中電灯、燃料なども準備しましょう。これらは冬に限らず、常に用意しておくと安心ですね。

 

Q お家の外の雪対策は?

A.その場所にあった対策をしましょう!特に住宅周り、屋根、窓、カーポートなどは雪の被害が大きくなりやすいところです。ここではそれぞれの雪対策について紹介していきます。雪が積もってから慌てることがないようにしておきましょう。

●住宅周り

まず、除雪した雪を置いておく場所を決めておきましょう。住宅周りの雪は、家の出入りも不自由になりますので除雪が必要です。しかし、除雪をした雪を川に捨てたり、公道に捨てたりすることは法律で禁じられていますので注意しましょう。また、お湯をかけて雪を解かすことは路面凍結に繋がってしまうので、溶かしたい場合は融雪剤などを使うようにしましょう。

●屋根

雪はふわふわしていて軽いイメージがありますが、屋根に積もった雪は想像以上の重さです。落雪は家の設備が壊れたり近所とのトラブルになったり、何より大怪我につながります。対策には、雪止めを取り付ける方法があります。

雪止めの種類もさまざまあるため、専門業者に相談してみましょう。また、屋根の雪を直接おろすことはとても危険です。決して無理をせず業者に依頼してください。

●窓

有効なのが2重窓ですもし雪の重みで外側の窓が割れても、もう1枚の窓があるので安全性が高いのです。また、外の冷たい空気を防いで、家の中の暖かい空気を逃さないようしてくれます。2重窓にできない窓では、雪囲いを作り窓に雪の重みがかからないようにすることも対策のひとつです。

●カーポートの雪対策

こまめに雪かきをすることが有効な対策になります。屋根や窓と同じように雪の重さで被害が起きやすい場所です。カーポートの上に乗って雪をおろしたりすることは避け、“雪下ろし”という専用の道具を使うのがオススメです。しかし除雪に融雪剤を使うことは避けた方が良い場合があります。成分によっても変わりますが、金属のサビやコンクリートなどへのダメージの原因になる可能性があるからです。また、サイドパネルのついたカーポートであれば、横からの風や雪の吹込みを防ぐこともでき、さらに車を守ることができます。

 

今年最後ののいえ特集になりました。参考になりましたでしょうか?

余裕を持った準備、対策は自分や周りの人を守ることにもつながります。

みなさま冬対策をバッチリして、良いお年をお迎えください!

 

 

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