特集!「長期優良住宅ってどんな家?」

新築住宅の購入などを検討している方は、「長期優良住宅」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。普段なかなか聞かない言葉だし、そもそもどういう住宅のこと?という方々のために、今回は長期優良住宅について書いていきます。

 

Q.「長期優良住宅」って?

A.長期優良住宅とは、良好な状態で長く住み続けられるよう対策が立てられた住宅のことです。条件をクリアすると、国から長期優良住宅の認定を受けることができます。
また、良い品質の家を作って、手入れしながら長く大切に使う社会を目指している中で2009年6月に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が施行されました。

 

Q.長期優良住宅の認定を受けるための条件は?

A.認定の条件は大きく分けて4つあります。

国土交通省のホームページにはこれらの認定基準について詳しく記載されています。

 

Q.長期優良住宅のメリットは?

A.国から長期優良住宅と認められれば、補助金が受け取れたり、さまざまな税金の負担が軽減されるなどの支援があります。さらに、地震保険が割引になる制度もあります。

例 長期優良住宅認定を取得する場合、住宅ローンの金利の引き下げ等を受けることもできます。

住宅ローンの金利引き下げについて詳しくはこちら

快適な家に長く住み続けられます。長期優良住宅は耐震性や省エネルギー性能が優れているので、住みやすい環境で安心して暮らすことができます。
資産になります。長期優良住宅は国から認められた住宅ですので、次世代に継ぐことができる価値のある資産です。

 

Q.長期優良住宅のデメリットは?

A.いくつかの認定条件をクリアする必要があるので、建設にも申請にも費用がかかります。
●建築期間が長くなります。一般住宅と比較すると早くても1週間、長いと1カ月以上かかります。
●メンテナンスコストがかかります。建築する前に、「維持保全計画」を届け出る必要があり、建築後は「維持保全計画」に沿ってメンテナンスをしなければ、長期優良住宅の認定を取り消されてしまいます。

 

Q.一般住宅か長期優良住宅、どっちを選ぶべき?

A.これから何年その家に住んでいくのかを考えてみましょう。一般住宅でも十分に暮らせる性能はありますので、自分の代だけで住むのならわざわざコストのかかる認定を受ける必要はないのかもしれません。また、子供や孫の代まで長い期間住むのであれば長期優良住宅の方が安心ですね。

 

Q.既存の家をリフォームで長期優良住宅にできるの?

A.はい、できます。長期優良住宅に認定されるようにリフォームするためには、はじめに建物の耐久性や耐震性を確認する必要があります。
リフォームが無事に完了してからもそれらの確認が必要です。ただ、築年数の古い一戸建てやマンションでは状態によって認定されない場合もあるようなので、まずは工務店などに相談しましょう。

 

長期優良住宅で暮らすならまず相談を!

長期優良住宅はコストがかかるなどのデメリットもありますが、認定によって補助も受けられ、快適で長く安心して暮らせる家に住むことができます。
まずは信頼できる工務店などに相談しましょう!

 

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