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冬を安全に過ごすための備えと心がけ
保険のススメ
文:株式会社 ビーンズ・ライフ 赤城 明広 氏

夏からいっきに冬になるような季節感で日本の四季が二季になってしまうようなこの頃です。
そろそろ暖房機が恋しい季節になってきました。暖房機にはいろいろな種類がありますが、特に石油ストーブなどカートリッジタイプを使用する際は注意が必要です。給油後にフタをしっかり閉めなかったり、完全に消火していないまま扱うと、灯油がこぼれ火災につながる恐れがあります。
毎年この時期は暖房機による火事が増えますが、近年では意外な原因による出火も目立ちます。
例えば、モバイルバッテリーの発火や、コンセントに溜まったほこりによるトラッキング火災などです。日頃から整理整頓を心がけることはもちろん、見えにくい場所のタコ足配線やコンセント周りの清掃も忘れずに行うことが大切です。
冬を安全に過ごすために、暖房機器や電気製品の正しい使い方と日常の点検を意識し、火災のリスクを少しでも減らしましょう。
また、万が一に備えて消火器の場所を確認したり、火災報知器が正常に作動するかどうかも定期的に点検しておくと安心です。こういった小さな備えが、大きな安全につながります。さらに、外出時や就寝前にはストーブの消し忘れがないかを必ず確認しましょう。
家族全員で火災予防の意識を持ち、声をかけ合うことで今年の冬も安心して過ごせるようにしましょう。ちょっとした心がけが、大切な命と暮らしを守ります。
更新日:2025年10月27日

赤城 明広(あかぎ あけひろ)氏
株式会社ビーンズ・ライフ 代表取締役。
損害保険トータルプランナー。
「あなた良し、わたし良し、地域良し」の「三方良し」を常に心掛けている。
西会津町出身。
















