保険のススメ その3~火災保険の保険料が値上げに

文:株式会社 ビーンズ・ライフ 赤城 明広 氏

火災保険の保険料が値上げに
今年も7月に九州地方を中心とする大雨で河川の氾濫など大きな被害がありました。被害に遭われた方々にご冥福とお見舞い申し上げます。

近年、毎年のように日本全国で発生する想定外の大規模自然災害により、損害保険会社による保険金の支払額も増大しています。

その想定外に備えておくのが火災保険ですが、2019年10月の値上げがありました。

そして、2021年1月にも再度の値上げとなる予定です。
保険料がますます家計負担の増加となる前に、今見直しておきたいところです。

◯保険料の値上げ対象の建物は、建物の造りによって異なりますが、建築5年以上のものになります。
◯建築5年以下の建物は、値下がりする場合もあります。
ちなみに、地震保険についても同様の動きで、2021年1月以降に保険料が値上げとなることが予定されています。

値上げの前に検討すること
火災保険は、今後毎年見直しがあり、その都度値上げとなることも想定されます。

その保険料を安く抑える方法の1つとして、値上げになる前に、中途でも長期で契約し直す方法があります。

そうすれば、値上げになっても契約した時点の保険料で済みます。

◯現在は、最長で10年(一括払い)の長期加入ができます。年払い、月払いだと5年まで加入できます。
◯保障内容は、お住まいの地域によりますが、ハザードマップなどを参考にしながら、最悪の被害を想定してフルカバーの補償への加入をお勧めします。
◯火災保険は、火事の被害だけではありません。風災、落雷、雪害、水災、破裂爆発、破損汚損、電気的事故故障などにも備えた保険をご検討ください。
◯地震保険も合わせての加入をお勧めします。

「備あれば憂いなし」被害を受けたそのあとに、1日でも早く生活を立て直すお手伝いをさせていただきます。安心と安全をお届けできる様、今後も努力してまいります。

更新日:2020年8月26日


赤城 明広(あかぎ あけひろ)氏

株式会社ビーンズ・ライフ 代表取締役。
損害保険トータルプランナー。
「あなた良し、わたし良し、地域良し」の「三方良し」を常に心掛けている。
西会津町出身。

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