保険のススメ

文:株式会社 ビーンズ・ライフ 赤城 明広 氏

梅雨の時期ですが、今年も大規模な洪水が発生してしまいました。毎年想定外の自然災害が発生しています。皆様の備えは万全ですか。ご自分が住んでいるところをハザードマップなどで確認しておきましょう。防災減災に繋がるように、日頃から防災グッズなどを点検しておくのも大事です。

火災保険の水害補償、保険料の引き上げ

来年度から損害保険各社で、火災保険の水害補償の保険料改定を検討しているようです。2024年度から全国を5段階に分け、リスクに応じて大都市の一部の住宅は最大3割超引き上げられるとのことです。水害補償はこれまで全国一律でしたが、災害リスクに応じて市区町村別に5段階に分け、ハザードマップなどにより判断してリスクが高い所では保険料が上がります。

リスクが最も高い等級と最も低い等級で、最大1.5倍ほどの差が出る見込みで、年間の保険料が4千円〜6千円上がる可能性があります。

いずれ、皆様の保険料も上がるかもしれません。物価が全体的に上がっている中での引き上げは厳しいですが、いつまた災害が起こるか分かりません。ハザードマップの確認や防災グッズだけではなく、様々な防災の備えをしておきましょう。

 

更新日:2023年6月26日


赤城 明広(あかぎ あけひろ)氏

株式会社ビーンズ・ライフ 代表取締役。
損害保険トータルプランナー。
「あなた良し、わたし良し、地域良し」の「三方良し」を常に心掛けている。
西会津町出身。

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