水廻りの達人に聞く！
第27回　食器棚、どう選びますか？

文：クリナップ株式会社 会津ショールーム　柴田 ゆりえ 氏

キッチン選びの際に悩まれる方も多いのが、食器棚です。

Aもちろんキッチンのみの入替で、食器棚はそのまま変えない場合もリフォームなどでは多いですね。
B新築やレイアウトも変えるようなリフォームでは特に、キッチンとセットで食器棚も揃える場合も多いですね。キッチンと扉柄を揃えられるので統一感がありお部屋がすっきり見えます。

食器棚も進化していて、背の高い食器棚では扉式、スライド式、下に踏み台がついているものなどもあります！カウンタータイプでは、家電品をスッキリ収納して使えるものや、ごみ箱を入れられるものなど仕様も様々あり、基本的にはご自分の使い勝手に合わせた組み合わせが出来ます。

雑多に使える大型収納

レールの作りや耐荷重など強度が強いものが多く、その為引き出し内部が広い造りで収納力が高いものが多いのも特徴です。また、背面を壁にしっかりと固定しますので安全性も高く長期に渡って使用することを想定しています。

デザイン性も高い収納

C家具屋さんなどで食器棚を選ぶ場合は、据え置きが基本となるので、家族構成の変化や生活スタイルに合わせた買い替えが楽です。数年後に買い替えやレイアウト替えを検討している方は良いですね。また、ご予算重視の場合もお手頃なものから揃えやすいです。
D中には大工さんなどに造作してもらう方もいらっしゃいます。部屋と一体感を持たせたり、サイズや棚などこだわりのご希望があればご相談してみるのも一つです。

食器棚は家族構成や趣味などでも、食器の量や収納物が違います。お手持ちの家電の大きさや種類（数）・忘れがちなゴミスペースをどこにするかなど、見た目の他にも有効スペースの中で動線とレイアウトのバランスも大事になってきます。

以上のようなパターンを参考にしていただき、キッチン選びの際ご活用ください。

更新日：2024年10月25日

柴田　ゆりえ（しばた　ゆりえ） 氏
クリナップ株式会社　会津ショールームに勤務。
キッチンスペシャリスト、整理収納アドバイザー2級、食育インストラクター3級。
「水廻りの達人」として、ショールームで日々お客様目線からアドバイスをしている。