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塗装工事の価格について
大切な家を守る塗装を知ろう!
普段はあまり縁のない「塗装」。
奥が深くて実はけっこう面白いんです。これから家を建てる方も、建ててからしばらく経つ方も、ぜひ知っておいてください、塗装のこと!
今回のテーマ「塗装工事の価格について」
お話:仙波塗装工業株式会社 代表取締役 仙波 弘行 氏
塗装工事価格の目安
塗装工事の価格についてですが、メーカーで「設計単価」を設けています。
メーカー希望小売価格のようなもので、工事価格の目安となります。
設計単価とは、塗装工事の「塗料代金」と「職人の労務費」を合わせた1㎡あたりの施工単価です。
設計単価は新築下地で300㎡以上を基準としていますので、施工面積が100~300㎡未満の戸建て住宅等は割高になります。また100㎡未満ですと更に割高になります。(大手塗料メーカーの日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研等は各社のWEBサイトで設計単価を掲載しています)
塗装工事価格はオーダーメイド価格
我々塗装業者の提示する見積単価は設計単価を参考に各社が自由に出しています。
自由といってもただ設計単価の1割引き、2割引き・・・としている訳ではありません。
塗装面積が同じであっても、建物の立地条件や形状等によって施工性が変りますし、設計単価は新築の健全な下地に施工する単価になっています。
しかし、塗替えでは下地の劣化状況や傷み具合によって下地調整の工程、材料が増えるなど、手間や材料費が多くかかってしまうことがあります。それらを加味し適正価格として見積単価を提示します。
一軒一軒がオーダーメード価格になります。
塗装工事をお考えで業者に見積を依頼された際は、見積の内容についてよく業者から説明を受け、納得してから発注することをお勧めいたします。
更新日:2020年11月27日
仙波 弘行(せんば ひろゆき) 氏
仙波塗装工業株式会社 代表取締役。
一級建築施工管理技士、二級建築士の資格も持つ。会津若松市出身。