火災保険のススメ その3

文:株式会社 ビーンズ・ライフ 赤城 明広 氏

台風被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧をお祈りいたします。

今年の台風は西日本から東日本に移動してきて、想定外の被害が出てしまいました。今年ほど台風の進路を気にした年はないと思います。

〇災害時に役立つ大事な保険

日頃から災害に備える意識は、東日本大震災以降高まってきています。昔のことわざに地震雷火事親父と怖い順に並べて言っていました。最近は親父は優しくなってきているので、親父の代わりに強風が入るようです。

想定外の災害に備えるといえば、やっぱり保険が肝心ですね。

今回の台風被害で見えてきたのは、

1、水害まで補償される火災保険(建物・家財)

2、水没にも補償される自動車保険(車両保険)

3、ケガや病気等に備える生命保険(働けなくなった場合に備える)

このような保険が大変役に立つということです。

〇「うちは大丈夫」は絶対でしょうか

もしも火災保険に入っていなければ、せっかく一生懸命に建てたお家だったり、探し回ってやっと手に入れたお気に入りのインテリアだったりが、全てダメになった上にもう一度同じ暮らしを再開するのはとても難しくなるでしょう。

災害に強い会津にも、避難の案内が一斉にメールされました。「うちは大丈夫だろう」が絶対でないことは、今回の災害でも十分わかったと思います。もう一度ご自分の加入している保険を見直してみませんか。

〇「働けなくリスク」にも備えましょう

また、今回のような災害では不慮の事故に遭う可能性もあります。ストレスで精神面から病気になってしまうかもしれません。生命保険に入っている方も、死亡リスクの他に「働けなくなるリスク」に備える保険のことも検討されてはいかがでしょうか。

とは言っても、保険も様々な種類がありますし、現在の家計や住宅ローンとの関係など、なかなか検討するのもも難しいと思います。ぜひ、ライフコンサルとリスクコンサルができる保険代理店にご相談ください。

更新日:2019年11月29日


赤城 明広(あかぎ あけひろ)氏

株式会社ビーンズ・ライフ 代表取締役。
損害保険トータルプランナー。
「あなた良し、わたし良し、地域良し」の「三方良し」を常に心掛けている。
西会津町出身。

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