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お風呂選びのチェックポイントは?
水廻りの達人に聞く!
第29回 お風呂選びのチェックポイントは?
文:クリナップ株式会社 会津ショールーム 柴田 ゆりえ 氏
新しいお風呂の選び方は、新築はもちろん、タイル張りなどの在来工法のお風呂からシステムバスへ、またはシステムバスからシステムバスへのリフォームなど様々あります。 とはいえ、「ただ最新のタイプにすれば良いのか」「今不満を感じているところだけ解消されれば良いのか」…というと、そうでもないのが住宅設備です。なぜなら、これから何十年と使うので、今と先々での要望が変わってくるからです。 目の前のことだけでなく、毎日のように長い期間使う場所だからこそ、将来のことも考え見えない部分までチェックして選んでくださいね。
お風呂選びのチェックポイント一例
〜check point1〜
断熱は大丈夫?
寒い会津の冬にとって重要な断熱材。お風呂が完成すると見えない部分なので最初にチェックしよう!
□断熱材の厚みは十分か
足りないと暖房効率が悪くなる!
□素材は年数が経ってもやせないか
劣化しにくいものを選ぼう!
□オプションで追加費用がかかるか
事前に確認を!
〜check point2〜
安全性は大丈夫?
将来も見すえた安全性や小さなお子様を考えた安全性をチェックしよう!
□手すりの後付けができるか
壁の構造がしっかりしていないと 設置できないこともあるよ!
□床や浴槽の底はすべりにくくなっているか
お手入れも合わせて確認しよう!
〜check point3〜
お手入れは大丈夫?
長い間キレイを保つカギ、日々のお手入れのしやすさをチェックしよう!
□壁や浴槽まわりの目地タイプはどうか
一番カビが発生しやすいところ。シリコンゴムの様な「コーキング」はカビの根が入りやすいよ!
□汚れが溜まりやすい床は硬いブラシでゴシゴシこすれる材質か
耐久性や目地の有無、汚れの溜まりにくい凹凸デザインも合わせて選ぼう!
更新日:2025年2月28日
柴田 ゆりえ(しばた ゆりえ) 氏
クリナップ株式会社 会津ショールームに勤務。
キッチンスペシャリスト、整理収納アドバイザー2級、食育インストラクター3級。
「水廻りの達人」として、ショールームで日々お客様目線からアドバイスをしている。