お風呂場でのヒートショックに注意!

文:クリナップ株式会社 会津ショールーム 柴田 ゆりえ 氏

水廻りの達人に聞く!
第3回 お風呂場でのヒートショックに注意!

今年は暖冬と言われていますが、やはり朝晩はとても冷え込みますね。
皆様はお風呂に入る時、寒くていやだなと思う事はありますか?
湯舟に入るまでの少しのガマンだからと防寒をしていないなんて事はないですか?

暖かい部屋から急に寒い脱衣所で裸になったり、その後すぐ湯舟に浸かったりすると、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動する危険性があります。
それで失神して浴槽内で溺れるケースや、心臓に負担がかかり心筋梗塞や脳卒中などを起こすケースが多いのです。
こういったお風呂場での「ヒートショック」による死亡率は、交通事故の約4倍と言われています。

1日の疲れを取るリラックスの時間に、ブルブルヒヤヒヤせず、快適に入浴したいですね。ヒートショックを防ぐためには、できるだけ前述の温度差をなくす事です。入浴前に脱衣所や浴室をヒーターやシャワー、湯舟の湯気などで暖めましょう。
とは言え、毎日の事ですから、手間や光熱費を考えるとはじめから「暖かいお風呂」を選ぶ方も多いですね。システムバスなら浴室全体がまるごと保温材で包まれているタイプや、入浴前にスイッチポンでわずか1分程度、手桶3杯程度のお湯で浴室の床から全体を暖めてくれるタイプもあります。

最新のお風呂の床面シャワー。わずか1分で床面の温度を25℃にしてくれる

ぜひシステムバスを選ぶ際は、見た目だけでなく見えない部分もしっかり比較してみて下さい。暖かく安心感のあるお風呂で入浴を楽しみたいですね。

 

<意外と知らない豆知識>

「安心して入浴できるお風呂を知ろう!」

最新のシステムバスには、たくさんの安心あったか機能が付いています!
以下はクリナップの「アクリアバス」。3つのあったか機能をご紹介します。
(画像はクリナップ公式HPより引用)

1、浴室まるごと保温

天井や壁、床の裏側まで、浴室全体がぐるりと保温材で包み込まれています。
入浴後30分経っても浴室は20℃以上。

入る時からあたたかく、ヒートショックのリスクも低減されます。

2、高断熱浴槽

浴槽を下からまるごと保温材でカバーしてあります。
また、風呂フタも保温仕様。上からも下からもしっかり保温されています。
4時間後でも、温度低下は2.5℃以内

 

 

3、Hotウォール

体にやさしい輻射熱で「洗面室」の寒さをやわらげる機能。
90分で室温を約プラス10℃にあたためてくれます。
タイマー機能で効率的に運転を管理。省エネにも貢献します。

 

更新日:2020年2月29日


柴田 ゆりえ(しばた ゆりえ) 氏
クリナップ株式会社 会津ショールームに勤務。
キッチンスペシャリスト、整理収納アドバイザー2級、食育インストラクター3級。
「水廻りの達人」として、ショールームで日々お客様目線からアドバイスをしている。

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