塗装って必要なの?

お話してくれた人:仙波塗装工業株式会社 代表取締役 仙波 弘行 氏

大切な家を守る塗装を知ろう!

普段はあまり縁のない「塗装」。
奥が深くて実はけっこう面白いんです。これから家を建てる方も、建ててからしばらく経つ方も、ぜひ知っておいてください、塗装のこと!

今回のテーマ「塗装って必要なの?」

◇塗装の役割ってなんだろう?

塗装の一番の役割は、建物の保護です。強い日差し、雨風、雪などからの素地の劣化を防いでいます。皆さんのお家を包み込んで守っているのです。

また、美観維持の役割もあります。塗装によって色とりどりのお家が立ち並ぶ街が作られます。住む人、通る人の心を弾ませたり、癒したり、一体感を出したりしています。

◇塗装しないとどうなるのだろう?

塗装の被膜がないと建物は早く痛み、壁や屋根リフォームをする回数が増えてしまいます。余計なコストがかかりますね。

また、塗装による鮮やかな色が街からなくなるとどうなるでしょうか。想像してみてください。アルバムのカラー写真が全てモノクロ写真になるようなものです。無彩色で味気ない雰囲気になり、人々の心も寂しく、ネガティブなってしまうと思います。

◇何年くらいで塗り替えが必要だろう?

建物の身代わりになって、過酷な自然からその身をすり減らしているのが塗装です。だから定期的に塗り替える必要があります。

ではそれは何年くらいなのか。一言では言えない、というのが答えです。立地条件、例えば直射日光があたるか、雪が多いかなどによって違います。また塗装の種類などによっても変わってきます。「車をどれくらいで買い替える必要があるか」という質問と似ていますね。

塗装の必要性がよくわかりましたね。家を包み込んで守ってくれて、人の心にも安らぎを与えてくれる。なんか、優しい存在ですね。

結論 塗装は必要だし、優しい! (編集部の見解です)

 

更新日:2019年5月30日


仙波 弘行(せんば ひろゆき) 氏
仙波塗装工業株式会社 代表取締役。
一級建築施工管理技士、二級建築士の資格も持つ。会津若松市出身。

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