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水まわりの素材はどう違う?ーキッチン天板(ワークトップ)編ー
水廻りの達人に聞く!
第25回 水まわりの素材はどう違う?ーキッチン天板(ワークトップ)編ー
文:クリナップ株式会社 会津ショールーム 柴田 ゆりえ 氏
近年、キッチンのレイアウトは対面式やオープン型が人気なこともあり、「とにかく見た目重視!!」というお声も聞かれます。キッチンの扉はご自宅のインテリアに合わせて、皆様お好みの色で選ばれていますが、意外に悩まれる方が多いのが天板の部分(ワークトップ)です。
ただ天板については、色・柄などの見た目だけでなく、耐久性やメンテナンス面も重視することが大切です。毎日の様に水や火(熱)や刃物を使ったり、お皿や鍋を置いたり…。さまざまな使い方の中で過酷な環境下になる場所だからです。
当然ですが、新しいうちはどんな素材もキレイです。その”キレイ”を保つために、日々のお手入れや使い込んだときのイメージも合わせてご検討してみてくださいね。
▼一般的な天板の材質▼
「ステンレスワークトップ」
業務用厨房でも使われているように、過酷な環境でも強く、衛生的でメンテナンスも楽♪今どきのステンレスは、柄や光沢具合など、多様でスタイリッシュな印象なものから落ち着いた雰囲気なものまで。
「人工大理石ワークトップ」
インテリアにもなじみやすく、あたたかみのある雰囲気に。色染みには気をつけて都度お手入れを! 一言に「人工大理石」と言っても”ポリエステル系”、”アクリル系”…など種類があり、強度や変色にも違いがあります。
「セラミックワークトップ」
近年人気の新素材!! 天然鉱物を高圧で圧縮し、高温焼成しており、キズ・シミ・熱・耐薬にも優れています。 日々のメンテナンスも楽々♪ 人工大理石のようにインテリア性も◎です。
更新日:2024年6月24日
柴田 ゆりえ(しばた ゆりえ) 氏
クリナップ株式会社 会津ショールームに勤務。
キッチンスペシャリスト、整理収納アドバイザー2級、食育インストラクター3級。
「水廻りの達人」として、ショールームで日々お客様目線からアドバイスをしている。