火災保険のススメ その2

文:株式会社 ビーンズ・ライフ 赤城 明広 氏

〇防災への意識を高めよう
近年、世界規模で災害が頻発しています。日本でも、猛暑、豪雨、地震、台風など、本当に多くの天災が発生していますね。
9月1日は、「防災の日」です。その日を含む1週間は「防災週間」です。災害は、いつ起こるかわかりません。日頃から十分に意識を高め、万が一の事態に備えましょう。
具体的には、非常用の食料や日用品などを用意しておくのが理想です。
しかしまずは、被害予想範囲や避難場所が書いてある「ハザードマップ」を見て覚えておいたり、家族同士で連絡先や落ち合う場所を決めておいたりすることから始めてみましょう。

〇10月から上がる消費税率と保険料
日本では4月から新年度の学校や企業が多いので、10月から後期、折り返しの時期になることも多いですね。
何かと変わることもあるでしょうが、10月1日から変わる事で皆さんが一番関心を持っているのは消費税が %にアップすることではないでしょうか。いろいろと家計の負担が増えてきそうですね。

しかし同時に、火災保険の保険料も 月1日から引き上げられます。これは消費税率が上がるからではなく、台風や水災・洪水が多くなった影響によります。
特にマンションや鉄骨造の上げ幅が大きいようです。詳しくはお近くの保険代理店にご確認ください。

〇住宅を取得する方への軽減制度
住宅を取得する際は、消費税率の引き上げによる負担増を軽減するための制度、「すまい給付金」についても確認しておきましょう。
2014年4月から2021年12月まで実施される制度で、税率8%の時は収入額の目安が510万円以下など一定の条件を満たした方に、最大30万円の給付でした。
消費税率が
10%に上がった際は、収入額の目安が775万円以下の方が、最大 万円の給付を受けられるという条件の変更が行われる予定です。
受け取れる可能性がある方は、取得して1年以内に忘れずに申請しましょう。

更新日:2019年8月31日


赤城 明広(あかぎ あけひろ)氏

株式会社ビーンズ・ライフ 代表取締役。
損害保険トータルプランナー。
「あなた良し、わたし良し、地域良し」の「三方良し」を常に心掛けている。
西会津町出身。

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