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外構デザインと統一感
庭×暮らし×のいえ
外構デザインと統一感
今回はお家のデザインを引き立てる外構工事のお話です。皆さんは外構工事にどんな印象をもっているでしょうか?コンクリート、カーポート、ブロック、フェンス、などが一般的なイメージですね。では外構のデザインについてはいかがでしょうか?新築の方は家の中を考えるのに精一杯で外構工事まで頭が回らないなんてお話もよく聞きます。しかし、この外構のデザインはお家の印象を決めるのに結構重要な役割をしているのです。お家の中は誰でも見ることができませんが、お家の外観と外構デザインは多くの人の目に触れることになります。例えば、外壁が天然木の板張りになっていて、外構デザインが全面コンクリートの場合と、雑木林のように樹木が沢山植えてあって、木立の中を抜けて玄関に繋がっているようなデザインの場合では後者の方がより家を引き立ててくれるでしょう。天然木には温かいイメージがありますが、コンクリートには温かいイメージがないので、統一感を出しにくいです。
次にシンプルテイストな白い四角形のお家を建てた場合です。玄関先に置く植木鉢は四角形、円形のどちらが良いでしょう?お家の形同じ四角形で外壁の色と同系色の白系やグレー系の植木鉢を選ぶとお家との統一感は出しやすいでしょう。
こだわって素敵にできたお家を外構デザインでもっと素敵に演出してみませんか?
更新日:2024年10月25日
古川 雄一(ふるかわ ゆういち) 氏
「陽樹園」代表。会津若松市内の造園会社に17年在籍後、独立する。
様々な資格を持ち、独自のスタイルで作る庭は高い評価を得ている。
樹木医、一級造園施工管理技士、一級造園技能士、松保護士、自然再生士。