憧れの家INTERVIEW~Case10

憧れの家INTERVIEW~Case10
~会津に家を建てたご家族の声~


マイホームには憧れるけど、いざ建てるとなると不安もいっぱい。そんな方々のために、一足早く憧れの家を建てた方々の生の声を紹介しています。
インタビュアーは住宅取得専門のファイナンシャルプランナー、菊地智恵氏。。今回のご家族の資金計画のお手伝いもされました。

Case10 湯川村・K様

広々とした敷地に建つ平屋のお家。板塀も相まってまるで旅館のような佇まい。

<ファイナンシャルプランナー・菊地智恵氏>(以下K)
K)新居に住まわれてひと月あまり、新生活はいかがですか?

K様)ずっとここにいたいです(笑) おうち時間がとにかく楽しくなりました。
気に入り過ぎてまるで以前から住んでいるような錯覚まで覚えます。それとカーテンがないので、とても心地よいです!

K)確かにカーテンが全然ないですが、ご希望だったのですか?

K様)はい。ホコリも立つし、なるべくシンプルにしたかったので。
工務店さんに間取りを工夫してもらって、中庭と木塀とで外から見えないようにしてもらいました。なるほど!と感心しましたね。
朝日も清々しいし、綺麗な夕焼けも最高です。ちょっと健康になった気がします(笑)

カーテンの無い大きな窓からは四季の、そして朝晩の空が。

K)お家の中で、お気に入りの場所はどこでしょう?

K様)選ぶのは難しいですが、やっぱりリビングでしょうか。カーテンもなく外と繋がっているので開放感がありますね。
それとお風呂です。温泉旅館っぽくしたい!とこだわった脱衣所や広い浴槽で癒されています。


お気に入りのリビング。落ち着きと開放感とが同居する空間。

K)会津若松市から湯川村に引っ越しされましたね。

K様)はい、初めは少し抵抗がありましたが、広々とした土地を求めるなら市外がいいなと思いました。
交通の便も良いし、ご近所さんもいい方ばかりだし、この地を選んで良かったです。

K)Kさんは10年前に建売住宅を購入されてお住まいになり、そちらを売却しての今回の家づくりでした。主な理由は。

K様)やっぱり注文住宅への憧れですかね(笑) 若い頃はあんまり知識もなく、考えなしで家を買ってしまったと思います。
でも住んでみて、しっくりこないところが多くて。自分たちで初めから考えたわけではないので当然ですけど。

K)例えばどんなところがしっくりこなかったのですか?

K様)例えば機能面で言うと、キッチンは対面型でしたが、配膳や片付けの時ぐるっと回る分、少しの距離でもちょっと不向きに感じました。
それと階段を昇り降りする動線もちょっとおっくうでした。
要らないなと思う部分もありました。ほぼ使わない勝手口や、細かいですがお風呂の鏡とか。
デザインはパッと見てわかりますが、住んでみなければ分からないところがけっこうありましたね。

K)特に奥様は毎日の家事に関わることだから大事なところですよね。

K様)できればなるべく動きたくなくて(笑) でも過去にそういう家に住んだことで、キッチンを壁付型にしたり、平屋にしたり、余計なものを付けなかったりという家を想像できました。
建売住宅時代があったからこそ、この自分たちに合った家を建てることができたと思っています。

お気に入りのお風呂場をはじめ、生活動線はまとまってまっすぐ並んでいる。

K)最近、同様の相談が私の会社にも来ていますが、皆さん資金面の不安が多いようです。残債があった場合とか、もし建売住宅が売れなかったらとか。

K様)私たちも当時、この家がずっと売れなかったらどうしようとか、逆にすぐ売れちゃったら住むところなくなるなとか(笑)、いろいろ不安はありました。
でもそう簡単にはやっぱり売れなかったし、売れないとしてもしょうがないと思うしかないですよね。
結果的に売れて、ありがたかったです。思い切って進んで良かったです。

K)そしてこの理想のお家を無事建てられて、本当に良かったです。成功事例ですね。

K様)やっぱり菊地さんに相談したおかげだと思います。いろんな紹介やアドバイスをしてくれますし、特に資金面は何もかも任せきりでしたし。
こんなに信用できる人っているんだなって思いました。
菊地さんがいなかったら、こんなに明るい未来は待っていなかったです。本当に感謝してます。

奥の和室からは、素晴らしい景色が望める。

K)そこまで言っていただくと照れますが、私もKさんにご満足いただいてすごく嬉しいです。ありがとうございます。
さて、お家を施工した工務店さんのことを教えてください。初めから一択でしたか?

K様)いえ、初めは大手ハウスメーカーを検討していました。
しかし、価格は高いし、自由度が低かったので、地元の工務店も視野に入れたのです。
紹介を受けたり、『のいえ』などの媒体からいろんな情報を得たりして何社か検討しましたが、まず構造が気に入ったここの工務店を選びました。
その後も見学会に何回も通って、スタッフの方々とも親しくなっていきました。

K)実際施工してもらって、その工務店さんはいかがでしたか?

K様)まず、良心的でしたね。私たちのいろいろなわがままを嫌な顔ひとつせず聞いてもらって、融通も効かせてもらって。
営業さんも大工さんもとてもいい方々で、何でもお互い言いやすい、話しやすい良い雰囲気で家づくりを楽しく進められました。
とても技術力が高くて、すごくたくさんの造作をしてもらったのも良かったです。
私たちの建てたい家を建ててくれました。本当に感謝しています。

工務店さんの高い技術力で家じゅう造作がたくさん!

K)こうしておけば良かったということはありますか?

K様)特にないです。もっとエネルギッシュに細かいところまで家づくりに力を注いでいたら、もっともっと素晴らしい家になったかもと思う時もありました。
でも、この家に住んでいるうちに、程よく力を抜いたほうが良いものができるのかなと思うようになりました。それくらい、この家には満足しています。

K)これから家を建てたいという方々へ、アドバイスをお願いします。

K様)施工業者さんは重要です。何でも話せるような関係じゃないと、言いたいことが言えなかったり、意思疎通がうまくいかなかったりします。
結局「人」が大事だと思います。口コミや紹介もありますが、完成見学会などに行って実際に話してみてから施工業者さんは決めたほうが良いです。後悔しないように。
そして、理想のお家を目指すには、思い切って進んでみることも時には必要だと思います。

K様、大満足のお家で本当に良かったです。ありがとうございました!

更新日:2021年11月24日


インタビュアー:
あいFP事務所代表取締役、菊地 智恵氏。

住宅取得専門ファイナンシャルプランナーという立場から、多くの方々の幸せな笑顔のために日々活動している。

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